日時:2024年6月(予定)
場所:大阪公立大学
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日本ホリスティック教育/ケア学会 第6回研究大会
日時:2023年6月24日(土)・2023年6月25日(日)
場所:大妻女子大学・千代田キャンパス(東京都千代田区)
※お陰さまで本大会は無事に終了いたしました。
♦プログラム♦
【1日目】
12:30 受付
13:00 大会長挨拶
13:10~15:20 シンポジウムⅠ 「アートがつつむ実践と研究へ」
基調講演「アート・ベース・リサーチの可能性」
小松 佳代子 (長岡造形大学大学院造形研究科)
指定討論者 小室 弘毅 (関西大学人間健康学部人間健康学科)
坂東 光有 (坂東流師範・獨協大学外国語教育研究所)
進行 成田 喜一郎(創作叙事詩人・FMラジオ「TOKYO854」パーソナリティー)
15:30~18:00 ラウンドテーブル + アートセッション
<ラウンドテーブル>
【会場1】
・河野桃子, 片山惠遍
道徳教育としての「宗教的情操教育」の探求に向けて:
「生命や自然、崇高なもの」についての修験者の語りから
【会場2】
・吉田敦彦, 青木芳恵, 福若眞人
教育と看護における「ホリスティック」コンセプトによる研究レヴュー
―日本と欧米における30年の動向
<アートセッション>
【パフォーマンス】
・孫美幸「共生の身振りとしてのフラ 祈り・踊り・伝承」
祈り(オリ)の一つである“E Hō Mai”、ハワイの土地や自然、歴史への尊重を謳った“Mālama Mau Hawaiʻi”のフラのパフォーマンスを実演する。その後、風、土地、波、歴史や伝承などを表すパフォーマンスを全員で行い、共生への身振りの可能性について全員で体感を深めたい。
【参加型アートワークショップ】
・生井亮司, 佐藤牧子「色によって開かれる世界」
通常の水彩絵の具の中身がわからないようにして2色を選び混色してみる。混色してできあがった色と同じ色をしたものを身の回りから探し出し、写真に撮影し、その画像を集めてコラージュし、お互いのイメージを共有してみる。また、混色した色彩で和紙を染めたり、木片に塗ったりするなど様々な素材への着色を試みてみる。このワークショップはアートを通して世界を探究するというABR: Arts Based Research の本質的な部分に繋がるものである。
・松家麻記子「パネルシアターアートを用いたストーリーメーキング 」
貼り絵芝居(パネルシアター)パネルシアターの技法を紹介するとともに、参加者が好きなように絵を描いたり切ったりしてつくった絵や形を貼って遊べる場と材料を用意し、参加者には、自分でつくった絵人形やその場にある絵人形を用いて、好きなように貼ったり動かしたりしてストーリーを生み出す楽しさを体験してもらい、感想をシェアする。
【展示】
・佐藤牧子「カタマリと向き合う」
造形素材の視点からは、美しく面白く魅力的な素材であるプラスチックのカタマリ(ストロー工場の生産過程で不要になったプラスチック。後にマテリアルリサイクル素材になるカタマリ。)と向き合いながら、このカタマリが語りかけてくることに耳を傾けてみる。そして、教育の場において子どもたちに伝えるべきことは何なのか、考えるべきことは何なのか、改めてホリスティックな視点から見つめ直す機会を持つ。
・リラ・バハドゥール・ビシュワカルマ, 金田卓也
「持続可能な発展を目指すアートプロジェクト」
ネパールのムラバリ村で行っている自然素材を活用した持続可能な村落の発展を目指したアートプロジェクトについてウコンで染めた布など現地で制作してたものと共にその制作プロセスを写真展示で紹介する。実際に作られたものを直接触れてみることで、自然素材と手仕事の意義についてホリスティックな視点から考えるとともに、アートによる持続可能な発展の可能性について探る。
【2日目】
9 : 00~9 : 40 定例総会
9 : 50~12 : 20 口頭発表
12 : 20~13 : 10 昼休み
13 : 20~15 : 30 シンポジウムⅡ 「アートからスピリチュアリティの源へ」
基調講演 「ミュージック・サナトロジーとスピリチュアリティ」
里村 生英 (上智大学グリーフケア研究所(大阪)非常勤講師・訪問楽師)
指定討論者 中川 吉晴 (同志社大学社会学部教育文化学科)
金田 卓也 (大妻女子大学家政学部児童学科)
進行 吉田 敦彦 (大阪公立大学現代システム科学域教育福祉学類)
15:40~17:00 アートセッション
<口頭発表>
【口頭発表:会場1】
・孫美幸 脱植民地の視点から考えるホリスティックな多文化共生教育
・生井亮司 美術制作における区切りと生成―平和ということへの展開を視座に
・福田鈴子, 砂子岳彦
分断の時代における実存と異文化理解教育―文化相対主義を手がかりとして―
・宮野祥子 「他者を生きる」こととしての「演じる」こと
【口頭発表:会場2】
・山下恭平, 森彩花, 竹田喜代子, 勝田恭子, 井藤元
アントロポゾフィー音楽療法における聴き手の体温測定
・佐藤牧子 世界とつながるアートな体験
・津山直樹
「アート(日本のポピュラー音楽)」を活用した教職課程の学生の「観」の問い直し
―社会科教育法におけるリフレクションを事例に―
・菊地恵美子
ホリスティック教育実践における教師のスキル
〜国際バカロレア教育 Position Paperからの考察〜
【口頭発表:会場3】
・池田華子
対話主義は何を恢復するか
―垂直方向のポリフォニーと水平方向のポリフォニーの観点から
・松家麻記子 ストーリーメイキングの原点―乳幼児におけるパネルシアターの体験―
・神谷良恵 乳児保育におけるケアの見直し―つながりに注目して―
・真鍋里彩 T.H.グリーンの自我実現説におけるwholeness概念の探求
<アートセッション>
【パフォーマンス】
・勝田恭子, 山下恭平, 森彩花「アントロポゾフィー音楽療法楽器の体験会 ~聴く、感じる~」
アントロポゾフィー音楽療法研究対象楽器のうち、アルトライアー(低音域の竪琴)と青銅製のゴング(金属の響きの楽器)の演奏を約30分間行う。ライアーは1926年に、ゴングは1980年代にシュタイナーの思想を基に教育や療法のために生まれた楽器であり、人間の「聴く力」をひき出す作用があるといわれている。その響きと余韻、その後の静けさがもたらすものを身体と心で感じとってもらう。
* 参加型アートワークショップ「色によって開かれる世界」と展示は25日(日)も実施
【参加申し込み】
1. 事前参加申し込み期間:3月15日~6月15日
2. 参加費:一般2,000円/ 学生(非常勤等)1,000円
(当日、会場受付で支払い。釣銭のないようご用意ください)
ご不明な点につきましては、下記までお問合せください。
【大会に関するお問合せ】holistic.education.care.2023@gmail.com
日本ホリスティック教育/ケア学会 大会事務局
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日時:2022年6月25日(土)・6月26日(日)
開催方法:同期型(ZOOM使用、開催校:帝京大学)
※お陰さまで本大会は無事に終了いたしました。
日時:2017年6月18日
場所:大阪府立大学I-siteなんば(大阪市浪速区)